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強くなる
2012.10.18
渋谷です。
今日は残念ながら雨。
雨の日、ジュニアチームはミーティングを行っています。
ミーティングは、自主参加になっているのですが全員が参加してくれました。
今日のテーマひとつ目は「自分との約束」
最初に、子供たちに「今、自分が欲しいものを書き出してみて」と欲しいものリストを作ってもらいました。
書き出されたものは色々で、
「ラケット」「テニスが上手くなる」「有名選手のサイン」「グランドスラムの優勝トロフィー」「友達」「お城」「地球」などなど
そして次は「欲しい順に番号をつけて」
その次は「それはどうしたら手に入ると思う?」
そのまた次は「今できることは?」
という感じにどんどん細かく落とし込んでいきました。
そして出てきた結果は…
「練習を頑張る」「お手伝いをする」「無駄遣いをしない」でした。
そして
「じゃあみんな。これができるように自分と約束しよう!」
と伝えたらみんなの顔が引き締まってきました。
人は2段階で強くなります。
1回目は「自分と約束した時」
2回目は「誰かのために願う時」
今回は1回目。
約束したから何があっても自分に負けない自分になる。
めちゃめちゃテニスに必要な要素です。
二つ目のテーマは「練習時の状態作り」
これも「ハートビーイング」というワークを使って行いました。
紙の真ん中にハートを書いて、
内側に「言われたら嬉しい言葉(練習時に)」
外側には「言われたら悲しい言葉(練習時に)」
を書き込んでもらいました。
子供たちに書いてもらっている間
ミーティングルームの外で待っていただいている保護者のみなさんに
今、子供たちにやってもらっていることを説明しながら
この「ハートビーイング」は普段の状況が浮き彫りになります。
ハートの内側を多く使ってお子様と携っているのか?
外側を多く使っているのか?
とおたずねしたところ、
みなさん「あ~ダメだ!外側ばっかり使っている」
なんて言葉が多く聞こえてきました(笑)
でっ!
ドキドキしながら待っていた結果は…
みなさん 安心しておられました。
外側と内側が50:50でしたね。
その結果を見ながら、保護者と子供たちを交えて、 ハートの外側で自分を信じ、自分の可能性を信じることはできません。
自分を信じて、自分の可能性を感じられるのは内側の言葉です。
子供たち自身が自分の力で歩き出す為には内側を使って行くことが大切です。
しかし外側にも良い点はあります。
それはスピードです。
強制的にやらせて恐怖心をあおりながら行うのでブレにくい特性があります。
特に危険回避や、やっては行けないことを正すときは外側を使います。
このようなことを、お友達やコーチ、そして保護者の方などと共有することで、子供たちにとって素晴らしい環境を作って行こうと考えています。
人は、環境によって変化(成長)する生き物ですから。
渋谷浩之
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