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道具の話~ストリングの選び方編~※長文です!!
カテゴリ:スクールトピックス | 2020.05.22
こんにちは!
東急あざみ野テニスガーデン、物販担当の大久保です!
かな~~り長いのでご注意です(笑)
皆様はストリングを選ぶ時の基準は何でしょうか??
価格・耐久性・感触・性能等があるかと思いますが、その他にメリットやデメリットを知った上で選んでみると自分に合うストリングが見つかるでしょう!
1. ナチュラルストリング
2. マルチストリング(ナイロン)
3. モノストリング(ナイロン)
4. ポリエステル
①ナチュラルストリングの特徴は天然素材なので、ホールド感や反発性、振動吸収・テンション維持が圧倒的に高いので、テニス肘などの怪我されている方や技術をもうワンランク上げたい方にオススメです!
デメリットは湿気(雨)に弱いので、濡れると耐久性が一気に悪くなります。雨上がりは注意が必要です!
また値段は高いですが湿気を気をつければ長く使えます!
②マルチストリングの特徴はナチュラルの性質に近づけた人工繊維のストリングで、ホールド感や振動吸収が良いので肘や手首に優しいです!(タッチショットが得意な方はオススメ!)
デメリットは細い繊維の集合体なので摩擦による耐久性は低いです。
③モノストリングの特徴はマルチストリングとは違い、太い一本の糸に細い糸を巻き付けています。それにより反発性や耐久・維持性が高く、値段が他のストリングより安いです!
デメリットは打球感(ナチュラル・マルチ)がより硬いので、ハードヒッターや拘りがない方が対象になります。
④ポリエステルの特徴はナチュラル・ナイロンより伸縮性が少ない素材なので、打った力分だけパワーボールが反映されます! 競技者やよりトップスピン等を打ちたい方にオススメです!
(耐久性が圧倒的に高いので、ナチュラル・ナイロンで切れやすい方にもオススメです!)
デメリットは強く打てないとパワーボールなどの特徴が反映されないです。(硬いストリングで衝撃が強い)
またテンション維持率が低いのでプレー頻度が少ない方は良い感触で長く使うことが出来ないです。
参考までにストリングには太さやテンションの特徴も知っておくと良いでしょう!
太いストリング(1.30mm以上)は打球感は鈍く反発性能は低いが、耐久性は高いです。
細いストリング(1.25mm以下)は打球感はクリアで反発性能は高いが、耐久性は低いです。
テンションが低め(基準の46p以下)はボールが良く飛び、ボールとラケットとの接着時間が長い為スピンがかけやすく、タッチショットが得意な方にオススメ!
テンションが高め(基準の50p以上)はボールとラケットとの接着時間が短い為、弾いて飛ぶイメージがあり打球感がシャープになるのでハードヒッターにオススメです!
少しでも知っていると張り替えの時に迷うことが少なくなるでしょう!!
※但し、プレースタイルや使用ラケットの種類等によってオススメが変わることがあります。
最後に参考程度で何人かコーチのストリングの組み合わせを紹介します。
竹中コーチ
ハイブリッド 縦にRPM BLAST 1.25mm(ポリ)・横にAK PRO 16
1.31mm(モノ※海島型)を45×50p
比嘉さやかコーチ
モノストリング AK PRO CX17 1.24mm(海島型)を45p
田辺コーチ
マルチストリング X-ONE 1.30mmを45p
東急あざみ野テニスガーデン 大久保
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