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道具の話~ラケットの種類編~※マニアックです。
カテゴリ:スクールトピックス | 2020.05.24
こんにちは!
東急あざみ野テニスガーデン、物販担当の大久保です!
今回はラケットの種類(特性)をお話します!
少々マニアックですが、お付き合い下さい(笑)
①ラケットのフェイス(面)の形状には縦長・丸型・ディアドロップ型・四角型等あります。
※ディアドロップ型=ズベレフ使用【HEAD・グラビティ】等、四角型=YONEXに多い
これらにより違いが出るのは、縦・横それぞれのストリングの長さ(特性)になります!
まず縦糸(メインストリング)はスイングによってもらたされる押す力を伝達する働きで、横糸(クロスストリング)はインパクト時にたわむ事で、ボールを掴み込む働きがあります。
つまり、縦が長ければ直進スピード性能がアップし、横が長ければ食い付き性能がアップします!
②ラケットフレームの厚さでは、厚さが増すほどボールとの衝突時に垂直方向への変形(しなり)が少なくなり、反発力が大きくなります!
※厚い部分がフェイス部分ならボールの飛びを高めます。
※厚い部分がシャフト部分(グリップと面の間)ならしなり・ねじれを抑えます。
③フレームの断面形状により変化があります。
形状は四角形・台形・三角形・楕円形に大きく分かれます。
四角形と台形は変形度合が高いので、柔らかく球持ちが良い=飛びを抑えられます。
三角形や楕円形は変形度合は低いので、硬く球離れが早い=高反発になります。
※素材や形状の組合せ等により若干変わります。
参考までに↓↓↓
四角形(ボックス形状)/フラット系
フェデラー・山根コーチ【WILSON・プロスタッフ】
チリッチ【HEAD・プレステージ】
ティーム【BABOLAT・ピュアストライク】等
台形/フラットドライブ系
ジョコビッチ【HEAD・スピード】
大久保コーチ【Tecnifibre・T-FLASH】
【WILSON・クラッシュ】等
三角形/フラットドライブ 又はスピン系
※台形寄りや円形寄りが多い
田中コーチ【HEAD・ラジカル】
ガスケ・若林コーチ【HEAD・エクストリーム】
ナダル【BABOLAT・ピュアアエロ】
大坂なおみ・横塚コーチ【YONEX・E ZONE】等
楕円形(ラウンド形状)/オールラウンド系
フォニーニ・竹中コーチ【BABOLAT・ピュアドライブ】
寺見コーチ【DUNLOP・SX300】
イズナー・吉田コーチ【Prince・BEAST】
錦織圭・飯島コーチ【WILSON・ULTRA】等
色んなラケットを使ってみて、自分に合うラケットを探してみましょう!!
東急あざみ野テニスガーデン 大久保
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