ハイブリッド張りについて

年末に向けて、一段と寒さが増してきましたね…>_<…
 
横糸のテンションを上げる理由について、いろんなストリンガーの意見を調べたので、参考にお伝えします。
ただし、元々、「木のラケットの時代にフレームの変形を防ぐために横糸のテンションを落とす」事がテンションを変える理由でした。
今のラケットだと、テンションは変えないでいいと言われます。それでも変形を気にするストリンガーや、柔らかい打感が好きな人が、2〜5ポンド落とす事がある位です。
基本的には横糸を上げる事はお勧めしないというストリンガーが多いようです。
ラケットの変形の恐れもあるし、メーカーにラケットを支給されるトッププロならともかく、普通の人はラケットに負担をかけたくないと思います。
 
ハイブリッドに限り、横糸のナチュラルが、ポリに負けないように多少テンションを上げる人はいるそうです。
あと、スイングスピードの速い人は、独特のボールの飛びになるので有効という案もありましたが、トッププロのように高速スイングで打ち続ける状況でもない限り、メリットは少ないと思われます。
 
基本は同じテンションで、柔らかさが欲しい方は、多少テンションを落とすか、横糸を2ポンド位下げる事もありというのが良さそうです。
プロでも横糸を下げる人がいるのですが、柔らかさが上がる反面、打球感とコントロール感は落ちるという意見もあるので、その人の感覚によっても変わってくるのだと思います。
 
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大正セントラルテニススクール新宿 木本 歩

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