スポーツの秋

大正セントラル新宿のスクール生の皆さんこんにちは、コーチの木本歩です。

 

今回は、2019年の事ですが、東京パラリンピック前の時期に、車いすラグビーと車椅子バドミントンの試合を観戦したことをブログに書いてみたいと思います。

 

車椅子ラグビーは、オリンピック前なので、日本VS外国のいろいろな国での国際試合が行われていました。千駄ヶ谷にある東京体育館で行われていたので、休みの日に観戦しに行きました。高校生や中学生も招待されていたようで、学生服の観客も沢山いました。海外の大きな選手に負けずに、日本の選手も車椅子で激しくぶつかり合っているのを見て、すごいなと感動したのを覚えています。

 

スポーツという厳しい世界で、車椅子に乗って戦う選手が、世界中にたくさんいることに驚きました。昔、著者は忘れましたが、「健全な肉体には健全な魂が宿る」というのは誤訳で、実際には「健全な肉体には健全な魂が宿かれかし」という、疑問形の言葉であるというのを読んだことがあります。たしか、「健全な肉体に健全な魂が宿ればよいのに、、、」という実際にはそうではない状況をみて、嘆いた言葉だったというニュアンスだったと思います。また、別の説では、「願うのであれば、大欲を願うのではなく、健全な肉体に健全な精神が宿るように望むべきだ。」というものもあり、どちらにしても、「健全な肉体を活かすべきは、健全な精神を具現するための行為ではないのか?」という戒めの言葉だった、と言われています。確かにパラスポーツを見ていると、明らかに「肉体の健康=精神の強さ」とは限らないと感じます。

 

代々木競技場第一体育館では、車椅子バトミントンを観ました。やはり多くの選手が車椅子に乗って、シャトルを追って、懸命にファイトしていました。どんな状況でも、そこから立ち上がる精神力、強さを車椅子競技から感じました。自分にはそのような強い精神力はあるだろうか?と考えさせられました。

 

我々が関わっているのは『テニス』というスポーツですが、他のスポーツを観ることで感じることも沢山あります。スポーツの秋、皆さんもテニスを中心に色々なスポーツを楽しんでいきましょう!!

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大正セントラルテニスクラブ新宿 木本歩
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