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カンボジア遠征

2015.12.19

いつもお世話になります。
テニスユニバース所属プロテニスプレイヤーの羽生沢哲朗です。

カンボジアのプノンペンで行なわれるITF1万ドルの大会に2大会出場しました。
結果は、予選1回戦敗退と予選決勝敗退でした。
今回感じたことをお話しします。

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勝てる大会に出て勝つことも大事ですが、勝てないレベルの大会にも出なければ自分のプレーのレベルも上がりません。

しかし、いずれ今は勝てないレ ベルの大会でも勝てるようにならなければなりません。
ランキングも上げる必要があるので、大会のグレードを落として勝ちにいくこともあります。

しかし、勝ちを意識し過ぎるとプレーが固くなり、チャレ ンジをしないスケールの小さなプレーをしてしまいます。

上のレベルに揉まれて実力を上げることも大切なのですが、負けが続くのも良い傾向ではあり ません。
テニスというスポーツは、自分の出たい大会にエントリーできるのですが、この大会選びのバランスが難しいところです。

今年は国際大会に出る機会を増やし、国内でも賞金総額100万以上の大会をメインに出場しました。

僕は保守的な判断をしてしまいがちですので、出場する大会もテニスのプレーにおいても、意識的にあえて大胆なチャレンジをしてみました。

結果は1回戦負けが目立ちました。数えるのも嫌になりますが、今年の大会の初戦敗退の数が過去最低の多さでした。

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ものすごくネガティブになり、何度もテニスを辞めようかと思いましたが、これは心の成長痛だと信じて頑張ります。
精神的に負荷がかかりますが、たとえ負けても自分の実力よりも上のステージに身を置き続けます。

羽生沢哲朗

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