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Qualifying Day3

2016.01.15

みなさんこんにちは、佐藤那智です。

本日は男子と女子の予選二回戦が行われました。

今日の試合はすべて終了して

今は落ち着いてこのブログを書いています。
 

今日一日の試合を一通り見て一番感じたことは、

ラウンドが一つ上がることで、選手に求められるプレーが

見違えるほどに明確になっていくということです。
 

そう感じる中で今日は、一回戦で通用していたプレーが、

形を保てなくなる場面を何度も目の当たりにしました。
 

このあたりの求められるレベルというものを明確にして、

選手と共有できなければ狙って勝ちに行くことはできないと、改めて痛感することができました。
 

そして、もう一つ感じたのは、未来における

世界のテニスを正確に考察し、その考察に対しての

取り組みや改革を行うということです。
 

選手それぞれが、現状で競り合っているのなら

そういった必要を少しは減らせると思いますが、

それでも、自分の求めるレベルの現状のみを見て

追いつくことだけで考えてしまうと、

実際に追いついたと思った頃には、

求めていたレベルの選手たちも

それぞれ更に進化してしまっている計算になります。
 

特にテニスというスポーツの性質上、

プレーヤーは、実際にレベルアップ

又はスキルアップしたと仮定した時点で、

周りのプレーヤーや、プレーのトレンドが

どのように進化しているのかを

ある程度考える必要があると感じました。
 

ややこしく聞こえてしまうかもしれませんが、

僕の個人的な見解としては、そういった微妙な

考え方のコンセプトをプレーに落とし込めている選手ほど、

プレーの質が高いと感じました。
 

そしてそういった部分のクオリティを求められる精度が

トーナメントを勝ち進む中で高くなっていくのだと思います。
 

今日一日を通して、僕はコーチとして

もっと成長しなければいけないと

改めて感じました。
 

そしてそれと同時に、

今回のようなチャンスをいただけたことは

とても光栄であり、そして

本当にありがたい事なのだと

再確認することができました。
 

帰国までに更にたくさんのことを

吸収して進化をしたいと思います。
 

では、また!

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佐藤 那智

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