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TUコンディショニングコラム
テニスのためのぶれない体幹のための呼吸:その2
その1は こちら http://www.tennisuniverse.co.jp/conditioning/column/201907/5/
前回(その1)の続きです。
「安定した体幹を得るための“土台作り”」となるものは、
それは、呼吸を通して、「太くて安定した体幹を得る」ためのエクササイズです。
「プランク(画像)」のようなトレーニングやそのほかの腹筋トレーニングで、いくら表面の筋肉を鍛えても、細い体幹ではあまり安定してくれません。
(例1)
細くて硬い木の枝と、太くて柔軟性のある木の幹をイメージしてください。細くて硬い木の枝では、外から力が加わると簡単にポキッと折れてしまいます。しかし、太く、少し弾力性のある木の幹は外から力を加えても簡単には折れません。
安定した“ぶれない”体幹を得るために必要なのはこの「太い幹のような体幹」です。
(例2)
ペットボトルで再現してみましょう。どちらも同じ量の水が入ったペットボトルです。片方は空気の量が少なく、もう片方は空気が最大限入っている状態です。これら二つに上から圧力を加えると、空気の量が少ないほうは簡単に折れてしまいます。
テニスのトップ選手で腹筋がバキバキに割れているという人はあまりいません。フェデラーや錦織選手も、薄くて筋肉質の胴回りではなく、少し弾力のありそうな太い胴回りをしていると思います。
しかし、彼らは決して太っているわけではなく、深い呼吸ができており、そのおかげで体幹の圧力が高くなっているためです。
専門的には「腹腔内圧=IAP(Intra Abdominal Pressure)」といいます。このIAPを高めてからプランク等の体幹トレーニングを行うことで、体幹の機能は飛躍的に向上します。以下に「IAP」を高めるための「IAP呼吸」というエクササイズを次回ご紹介します。
道具も必要なく手軽にできるのでぜひ実践してみてください。
・・・・・続きは、次回 その3のブログで。
トレーナー鈴木達朗:NASM-PES(全米スポーツ医学協会)
昭和の森フィットネスルームでは、テニスのためのカラダづくりを目的に、30分ストレッチやコンディショニングプログラムなどが開催されています。 昭和の森クラブ会員、スクール生の方どなたでもご利用できます。 是非お待ちしています。
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http://www.tennisuniverse.co.jp/upload/schedule/20190404160818FUXCuJ6AzF9I6fvD.pdf
テニスのためのコンディショニング