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TUコンディショニングコラム
テニスパフォーマンスアップトレーニング【コアスタビライゼーション】その1
皆さん こんにちは。
テニスコーチ&トレーナーの谷由美子です。
大正セントラルテニスクラブ目白や昭和の森テニススクールで、皆さんとご一緒しています。
今回ご紹介するのは、テニスライフパフォーマンス向上のためのトレーニング、
【コアスタビライゼーション】です。
何だか聞きなれない言葉ですが、スタビライゼーション(Stabilization)は、安定化させるという意味なんです。
コアスタビライゼーションは、マシンやウエイトを使わない自体重でトレーニングができます。
体幹の安定性を増して姿勢保持機能を高めることで、はじめて全身の機能性が高まり、効率的な動きを獲得することができます。
【コアスタビライゼーション】は、まさにその部分を補うものであり、スポーツや日常生活で必要な「姿勢の保持」や「身のこなし」、「バランス能力」を養うことがでできます。
このスタビライゼーションを取り入れることによって、神経筋強調および筋肉間協調がうまく機能し、機能的な身体づくり、スポーツパフォーマンスの向上を実現します。
マシンやウェイトトレーニングなどを行っても、必ずしも実際の競技動作でのパワーやスピードの向上に結びつかないことがありますよね。
それは、一般的なウェイトトレーニングで得られる体力向上要素と、スポーツパフォーマンスの向上に必要な体力要素が対応していないものがあるからでです。
スポーツ動作は外部から安定性を確保されるような環境で行われることはほぼありません。ほとんどのスポーツは選手自身が安定性を維持しながらプレーをしています。
このような面からみると、マシントレーニングはマシンそのものによって負荷の安定性が保たれており、機能的とはいえません。
マシントレーニングは、トレーニング中のケガの発生が少ないというメリットがある反面、固有受容器からの入力情報(身体の位置や動きに関する感覚的情報のフィードバック)や安定性が低下することもあります。
結果ウェイトトレーニングを実施し、筋量の増加、筋出力の増加を実現しても、スポーツパフォーマンスの改善に結びつかないということが起こるのです。
実際のスポーツ動作を改善するためには、筋肉の深部にある細かな筋繊維まで動員され、神経との協調性や筋肉間の協調性が高まる必要があります。
コアスタビライゼーションでは自体重を負荷として用い、かつ競技で必要とされる体勢で行うため、単純な動作でも自体重をどのようにコントロールすれば良いかがわかるようになります。
さらに、バランスや固有受容器(空間における身体の位置関係の感知など)への刺激が、トレーニングの中に意図的に組み込まれています。
まずは ★バランスボール★ エクササイズ 次号で
- 予備エクササイズをご紹介します。
続いて
- エクササイズ1(仰向けバージョン)
- エクササイズ2(うつ伏せバージョン)
- エクササイズ3(横向きバージョン)
- エクササイズ4(シッティングバージョン)
- エクササイズ5(スタンドバージョン)
をご紹介していきます。お楽しみに。
コーチ&トレーナー 谷 由美子
(保有資格)幼稚園・小学校教諭 中・高等学校教諭免許(保健体育)
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