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TUコンディショニングコラム
膝が痛いのは膝が悪いから? その1
こんにちは。テニスユニバースでトレーナーの鈴木達朗です。
今日は膝の痛みについてお話したいと思います。
テニスをされている方で膝に痛みを抱えているという方は結構多いのではないかと思います。
そのような方のほとんどは膝自体をどう改善しようかと考えていらっしゃるかと思います。
しかし、その膝の痛みは果たして“膝自体が悪い”ことが原因なのでしょうか。
結論から申し上げるならば、その痛い膝はむしろ被害者であることが多いです。
膝が痛くなる原因の大半はその上下の関節である「足首」や「股関節」にあることが多いのです。
足首や股関節の動きが硬いと、その分膝がたくさん動かなければならなくなります。
そうすると、本来必要な分以上に膝が頑張るため、負荷が大きくなり膝が痛くなるということがあります。
そもそも膝は「可動性優位」の動くための関節ではなく、「安定性優位」の動かないようにするための関節とされています。
これは「ジョイントバイジョイント理論」と呼ばれるもので、人間の関節は下から順番に「可動性優位」と「安定性優位」が交互に並んでいるという理論です。
その理論によると足首は「可動性優位」膝は「安定性優位」股関節は「可動性優位」とされています。
足首や股関節は様々な方向に動くのに対し、膝は「曲げる」か「伸ばす」かの2方向にしか動かないことからもイメージしやすいのではないかと思います。
つまり、大事なのは膝を直接良くしようとすることではなく、その上下にある「足首」と「股関節」の可動性を増やすことになります。
この続きは、次号その2で。
トレーナー鈴木達朗:NASM-PES(全米スポーツ医学協会)
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