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TUコンディショニングコラム
テニス肘に関して①
こんにちは、佐藤です!
今回は、テニス愛好家の中で最も多いケガと思われる、テニス肘に関してです。
テニス肘は様々な要因で発症しますが、『ガットの張りの強さ』の影響もかなり大きいです。
ガット張りの強さの単位を『ポンド』と呼びますが、40ポンド代中間〜後半にかけて張っている方が多いのではないでしょうか?
私はここ数年、28ポンドで張っています。ポンドを下げる事で
・打感が柔らかくなる
・回転がかかりやすくなる
・簡単にボールを飛ばせる
上記のメリットがあると考えています。
ただ下げる事で、ボールが飛びすぎてしまうというデメリットもあるので、ボールを器用に扱う技術や回転をかける事が必要になります。
分かりやすく言うと、スーパーボールを打っている感覚になりますね(笑)
以前46ポンドくらいで張っている試打ラケットを使いましたが、2,3日で肘と手首に軽い痛みを感じました。
そして自分のラケットに戻すと、1週間程で痛みが消えました。
40ポンド代中間〜後半ですと張りが強いのではないかと私は思います。
また、最近では推奨ポンド40〜というラケットもあります。
ガットが固い事で、インパクトの衝撃が、ラケットから1番近い身体の部位の親指の付け根、手首、肘に負担が集中します。
もし、肘や手首を痛めておられる方はポンドを下げる事をおすすめします。
私のように一気に下げなくても良いとは思いますが(笑)
コーチ&コンディショニングチーフ 佐藤友則
テニスのためのコンディショニング