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動体視力トレーニング
カテゴリ:スクールトピックス | 2019.05.17
皆さんこんにちは。めざとい男ことコーチの大原です。
今日はテニスに必須な動体視力のお話をしようと思います。
はい、真面目なお話です。長くなるので引き返す方は今がチャンスです。
動体視力とは動いているものを見極める能力ですね。
これを極めると飛んでくるボールが止まって見えるというアレです。
かくいう僕もたまにボールが止まって見えることがあります。
と言うとすごいように感じられますね。
でもこれは実を言うとたいしたことではなく、
「クロノスタシス」という現象によってだれでも起こすことができます。
例えるなら今ふと時計を見たとします。
多くの方はアナログ時計なら秒針、あるいはデジタルなら秒数が一瞬止まって見えたかと思います。
それが「クロノスタシス」という現象です。
(気になる方は検索してください)
この現象を意図的に起こすことによって誰でもボールが止まって見えることができます。
ではどうやって意図的に起こすかですが、
ラリーする時であればボールをじーっと見てるとこの現象がおこりにくいので、
相手を見ながら視線をぱっと移せると止まって見えることがあるかと思います。
ただし打つ瞬間に止まって見えるかは別問題です(笑)
僕も止まって見えることがあると言いましたが、打つ瞬間に止まって見えてたらきっともっとミスが減ってたと思います。
この現象をよりたくさん起こすには視線を移す動きをたくさんトレーニングします。
よくあるトレーニングとしては、両手の親指を立て、左右、前後、上下に置いて交互に親指を見るだけです。
慣れてきたら斜めでやってみるのもいいと思います。
そして動体視力を鍛えるのに一番大事なことはラリー中のボールをたくさん見ることです。
自分が打っているボールでなくてもボールの動きを見ること自体がトレーニングになります。
武道でいうところの見取り稽古というやつです。
ドラマや映画などで達人の組手を門下生全員が正座で見ている光景がそれです。
見るのも立派な練習ということなんですね。
これから暑い時期になっていきますが、自分が打つだけでなく人のプレーを見ることで練習量を増やしていきましょう。
大正セントラルテニスクラブ目白 大原
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