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剣道から学ぶテニスの技術②
カテゴリ:スクールトピックス | 2020.09.11
皆さんこんにちは。コーチの大原です。
剣道から学ぶテニスの技術第二回です。
今回は「残心から学ぶ意識の持ち方」です。
残心とは・・・打った後に心を残すこと。心を切らさないこと。
私が子供のころに教わったのは打ったときに打ったという気持ちを残すことです。
打っただけでそのまま終わっては一本にならないと教わりました。
テニスで例えるとインパクトした瞬間に止めるとダメでフォロースルーまでとるような感じです。
実際テニスでもフォロースルーがないとボールのコントロールがつきにくいですね。
子供のころに教わった例えとして「コップで牛乳を飲んだ時、必ず最後に少し残る量、それが残心だよ。」
と言われたのですが、子供の私にはよくわかりませんでした。
大人になった今、例え自体はわかりますが残心の例えとしては未だに理解できません。
と、子供のころはそう習ったのですが、このブログを書くにあたってネットで調べてみたところ、
「打突したあとに油断せず、相手のどんな反撃にもすなおただちに対応できるような身構えと心構え」
という文面で説明されていました。
テニスのプレーで言うなら、自分がいいショットを打ってもそれで確実にポイントが取れるわけではないので相手のどんな返球にも対応できるようにしましょう。ということですね。
剣道ではだれもが一本だと思うようなすばらしい打突を放てば終わりですが、テニスではだれもが決まったともうようなショットを打ってもそれ以上のショットが返ってくることがあります。
そういった意味では剣道よりも「残心」の大切さは上かもしれません。
剣道とテニスはこんなに異なったスポーツではありますが、対人スポーツとしては同じなので学ぶことはまだまだ多そうです。
皆さんもぜひ練習から「残心」を意識したプレーをしてみてください。
大正セントラルテニスクラブ目白 大原
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